先の福島汚染マップで気になったこと、つまり、この測定値が地表1mの値であることと、関東の一部に意外と放射線量の高い場所があることについてコメントします。
これまでの情報によると、放射線量は測定する高さで変わってくる事がわかってきました。特に地表に近くなるほど値が高くなる傾向があり、地面の近くでは地表数mの値より2~3倍も高くなる事があるみたいです。ということは、地面の近くで遊んだりする時間が多い子供の方が、大人より被曝量が多くなって危険ではないかと思えてきます。
拡大マップを見ると、関東の一部(千葉の柏、松戸、流山、三郷周辺)で割と放射線量の高い場所があることがわかります。
これら4都市周辺では、福島のいわき、白河、会津若松周辺と同程度、つまり3.5~4mSV/年くらいの値です。これも地表1mのデータなので、地面の近くでは7~10mSVくらいになっている可能性はあります。大人でも単純に安全とは言い切れない値なので、福島の子供と同様の注意が必要ではないかと思います。