2011年4月26日火曜日

放射線の健康への影響

放射線と健康の関係ですが、どういう説明をしたかわかりやすいかいろいろ考えた結果、お酒の健康傷害を例えにしてみます。

お酒を少量飲んでも問題なくて限界量超えて飲むと、急性アルコール傷害や慢性アルコール傷害が現れる事はよく知られていますよね。
実は、放射線も少量なら被爆しても問題なくて限界量超えて被爆すると、急性の傷害や慢性の傷害が現れるのです。なので、限界量がどの程度かを知っておくと、むやみに恐れることはなくなります。信頼できるデータを以下に紹介します。単位は”mSV(ミリシーベルト)”
          
急性の傷害(吐き気や倦怠感)
国際基準は400-500mSV(日本は100-250mSV)/h
つまり、1時間に100-250mSV以上の放射線を浴びれば傷害が現れる可能性高いですが、これ以下なら大丈夫です。

慢性の傷害(がんや白血病)
(例)500mSVの放射線を浴びると、2ー20年後に1000人中2人が白血病になったデータがあるので、500mSVで白血病になる確率は0.2%といえそうです。がんについては、次の機会で紹介します。

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